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みかんの花咲く丘童謡碑


亀石峠へ向かう自動車道路を半分くらい登った、宇佐美海岸を見下ろす素晴らしい景観の場所にこの碑があります。

名作「みかんの花咲く丘」は、終戦直後の昭和21年8月24日に作詞家加藤省吾氏によって作詞され、作曲家海沼実氏によって作曲されました。この歌は、翌日のNHKのスタジオと伊東西国民学校(現在の伊東市立西小学校)を結ぶ日本で初のラジオ二元放送「空の劇場」で、当時人気のあった川田正子さんがこの番組で歌うために作られたものです。

海沼実氏は、作詞された日の午後伊東に向かう汽車の中でこの曲を作りました。加藤省吾氏は、静岡県富士市の生まれで、叙情的な作品を得意とし、海沼実氏は、長野県松代の生まれで数々の名曲を生みました。

「みかんの花咲く丘」は、一幅の絵画を思わせるもので、敗戦に打ちひしがれた国民に受け入れられ、新風を捲きおこし燎原の火の如く一世を風靡し、戦後の暗い世相の人々の心に明るい灯火をともしました。以来絶えることなく、現在も広く国民に愛唱されています。

みかん畑を見下ろすこの場所に、作詩加藤省吾・作曲海沼実両氏の自筆の歌詞と楽譜を天城産の安山岩にきざんで、昭和58年11月1日に、除幕式が行われました。

■伊東の歴史と文化■


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